ドバイビジネス
イスラム教の聖なる月ラマダン!!新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による影響は?!
「MUSLIM HOLY MONTH OF RAMADAN STARTS!」今年もイスラム教では神聖な月とされるラマダンが、4月24日より始まりました。が、世界的に感染拡大を続ける新型コロナウイルスの影響を受け、今年は例年とは少し違った雰囲気を纏う断食月となります。
UAEでは、感染拡大防止策として、4月4日より24時間の外出禁止令を敷いており、人が集まる観光施設やモスク(礼拝堂)は閉鎖、ショッピングモールやカフェ、レストランの店舗運営は全面的に禁止されており、デリバリーでの稼働のみ国の認可を受けておりました。
厳重な対策をとっていても、日々の感染者数は増え続けている現状ではありますが、今年のラマダン開始を受け、こうした厳戒態勢の規制を一部緩和し、ショッピングモールやカフェ、レストランも大半が10:00~20:00での営業が再開されました。
※20:00以降は、スーパーマーケットや飲食店に関してはデリバリーが基本となり、医療施設や薬局は24時間営業が可能とされています。
4月28日時点でのUAE国内の新型コロナウイルス感染者数
過去、当社でもラマダンの特集をお届けしておりますが、イスラム教にとって、ラマダンはただ断食をする月ではなく、日々の恵みや周囲に感謝を示し、様々な欲求を断つことで自身を清め、信教心を高めていく、年のうち最も神聖な月にあたります。
日没後、ラマダン期間中に毎日開かれる「イフタール」では、家族や友人、親しき人と集まり、食事を共にし、アラブ名物のシーシャ(水たばこ)を嗜みながら、夜明けに迎える「サフール」まで語らい、楽しい時間を過ごすのも醍醐味の一つです。
しかしながら、今年のラマダンで醍醐味を堪能するのは難しく、シーシャやビュッフェ式の食事は提供禁止となっており、プライベートでも団体で集まることは禁止とされています。
レストランやカフェの営業も時間制限のある中で認められてはいるものの、他の客と最低2メートルは距離を置くことが義務付けられており、政府管轄が厳しく見回りを行っています。
出歩く際にはマスク着用が必須とされており、違反者には約3万円の罰金が課せられるという、、、とは言っても、自身の身を守り、周囲への感染を防ぐ為には、こういった制度を設けるなどして、徹底させることは重要ですね。
ラマダン期間中の特徴として、通常よりもお祈りの時間が長くなります。
イスラム教の国には所々に点在するモスクがあり、貧しい方に食事を提供したりと多くの行事を開催していますが、感染拡大が続いている今、カフェなどは再開するも、ラマダン期間中モスクは変わらず閉鎖状態となります。
そんなモスク閉鎖を受け、親しいムスリム教徒の間では、オンラインの電話ツールを使用し、祈祷時間になれば繋いで、一緒にお祈りを捧げるコミュニティが存在したりします。
便利な世の中になったものだ、と改めて思う瞬間ですね。
当社では、ドバイに現地法人、駐在員を置き、現地に根付いた活動を行っております。
なぜ海外市場を目指すべきか。勿論、世界的に見て今後市場性があり、経済成長が見込める国があるからという理由もありますが、海外に販路や拠点を持つことで、経営面のリスク分散も可能になります。
特に、ドバイは急成長を遂げている中近東・アフリカ・インドの仲介地点にあり、多くの人やモノが流れる魅力的な都市であるが為に、ビジネスチャンスが多くあります。
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、他社競合が動きにくい今だからこそ、情報収集、種まきを行う絶好のタイミングです。海外を目指す上で、中東にご関心のある方は、お気軽に当社へ一度、お問合せください。
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