こんにちは！インターン生のHiroです。

 

今回は、UAEの首都、アブダビを象徴するランドマークである、シェイク・ザイード・モスク（通称：グランドモスク）の“今“について紹介いたします。

 

まだ観光マガジン等にも載っていない、その施設内部の意外な情報をお届けします！

 

モスクの名前にもなっている「シェイク・ザイード」とは、UAE建国の主役となった故・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン氏のこと。

7つの首長国からなるUAEの初代大統領を30年以上にわたって務めた、建国の立役者です。

 

そんな彼の下で建設が行われたグランドモスクは、総工費なんと550億円！！(当時のレートで約20億ディルハム)

 

その絢爛華麗な姿を一目見ようと世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

 

以前当社でも取り上げたことがあるのでよろしければこちらもご覧ください。

 

参考記事：

ドバイに来たら絶対に行くべき場所！パート１

https://www.global-p.com/archives/5674

 

 

これまで、グランドモスクに入るエントランスは地上階にあり、駐車場から徒歩数分でエントランスに入るルートでした。

改革が施されたのは、グランドモスクに至るまでの地下ルートです！

地下の施設内部は、外観からは想像もつかない光景ばかりでした。

 

内部にはなんと、至るところに機械仕掛けの設備！

 

特に驚いたのが、新たに設置されたエントランスのシステムパネルです。

 

来訪者は必ず、このパネルに下記の項目を入力し、登録をする必要があります。

・国籍

・性別

・年齢層

・居住先

・ツアーの種類（団体客/個人客）

 

グランドモスクに来る「観光客の統計データ」を集め、来訪者の客層/目的に沿ったお店の誘致やサービス向上にむけたマーケティングを図ろうとしているとのこと。

私がこの写真を撮った時も、多くの観光客が訪れていました。

 

パネルに情報を入力し終えた後は、ボディチェックを済ませます。

 

 

 

そして、とても長い動く歩道をしばらく歩き続けると、ようやく門が見えてきます。

 

地下の施設内には、お土産店やカフェ、フードコートなどが存在し、来訪者が長く滞在して楽しめるような空間作りをされている印象を受けました。

 

イスラム教の戒律の適用に厳格な地域が多いなかで、ドバイやアブダビは、観光客や異教徒の人々にも寛容な政策をとっています。

 

グランドモスクは、これからどんどん人口を増していくイスラム教徒の文化を理解するために有効な施設の一つです。

 

可能であれば、夕方～夜にいかれることをおススメします！夜は、ライトアップされ、グランドモスクがまた一段と美しく見えます！

 

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

場所：Sheikh Rashid Bin Saeed Street، 5th St, Abu Dhabi, Abu Dhabi

アクセス：アブダビ国際空港から車で約20分

入場料：無料

営業時間：9:00~22:00(金曜日のみ、9:00~16:30)

※ラマダンの時期は営業時間が異なりますのでご注意ください。

公式HP（英語）：https://www.szgmc.gov.ae/ar/Home

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

著しく成長を遂げている中東最大の成長国、UAEに是非一度訪れてみてはいがでしょうか？

弊社では、UAE国内を対象とした視察や市場調査も行っています。

ご興味のある方は、気軽にお問合せください。

 

視察のご案内はこちらから

この記事が気に入ったら「いいね！」をお願いします！