今回は、ドバイの交通渋滞についてお伝えします。

 

ドバイの交通渋滞は、慢性的なものであり、それにより交通事故を頻発しています。

そして、その交通事故により、また渋滞するという悪循環となっており、ドバイに住む人々や観光客にとって深刻な問題となっています。

 

つい先日も、Sheikh Zayed Roadと称される、アブダビからラアス・アル＝ハイマを貫通する幹線道路E11で、交通事故が4件も発生しました。

これは、気候が穏やかになりドバイに観光客が増えてきていること、夏場海外で暮らす人が帰ってきていること、展示会が増えビジネス目的の入国が増えていることなどから、交通量が増加していることが原因と考えられます。

 

特に、朝夕の通勤時間帯は、より混雑するため、ドバイで車を運転する人は気を付けなければいけません。

 

この「Sheikh Zayed Road」は1980年に完成した、全長558km、ドバイ部分55kmの幹線道路なのですが、2008年3月には濃霧が原因で、なんと200台の玉突き事故が発生しています。

 

※DUBAI POLICEが出した警戒を促すツイート

 

ドバイ道路交通局（RTA）は、今年、スピード違反などの危険運転を取り締まるための、高精度道路交通違反取り締まり装置の導入を決定したり、違法通行を止めるようにキャンペーンを計画しましたが、まだまだ問題は深刻です。

 

日本からドバイにいらっしゃる際、移動手段にレンタカーをお考えの場合は、多くの方が左ハンドルや、ラウンドアバウトなどに不慣れであることや、ドバイの交通状況を思い出して頂ければと思います。

 

タクシーは安価ですし、メトロも快適ですので、ドバイでの滞在を安全にお過ごしください。

 

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