近年、著しい発展を遂げているドバイでは、ホテルやショッピングモールなどの商業施設、娯楽施設などの建設ラッシュがまだまだ続いております。世界最大の観光都市とも言われるように、世界中の人々が集まるドバイには次々と新たな観光名所が誕生しています。

今回は、そんな中でも新たにできるドバイの世界一プロジェクトを皆さんにご紹介します。

 

「ブルジュ・カリファ」を超えるタワー

ドバイには、「7つ星ホテル」と称され世界唯一の最高ランクホテルである「ブルジュ・アル・アラブ」や、ドバイの代表となる観光名所、世界一の高さ（828ｍ）を誇る「ブルジュ・カリファ」などがありますが、その記録をさらに破ろうとしています。

「ブルジュ・カリファ」などを手掛けたドバイ政府系のデベロッパー会社「エマール・プロパティーズ社」は、ドバイ内を通る入り江ドバイ・クリーク・ハーバーに新たな超高層タワー「ザ・タワー」の建設をスタートさせました。「ザ・タワー」の施工費は365億ドル（約5兆円）。高さは928ｍになる予定です。 2020年にドバイで開催されるドバイ万博に合わせて竣工する予定のこのタワーには展望台が構えられ、周辺でも大規模な商業施設が入る複合エリア、高級ホテルなどの建設も進められており、地域の一大開発プロジェクトとなっています。

 

参照：

https://me.popsugar.com/how-to/What-Dubai-Creek-Harbour-Look-Like-Tower-43544025

https://www.thenational.ae/uae/ranked-uae-s-tallest-buildings-after-burj-khalifa-of-course-1.617864

 

「ザ・タワー」については、ドバイ経済新聞でも詳しく紹介しております。

https://dubai.keizai.biz/headline/256/

 

 

引用：ドバイ経済新聞

 

10億ドルもかけた図書館！？

ドバイの中心部、ドバイ文化村に10億ドル（約1,150億円）投資した、世界一大きい図書館の建設が進められています。図書館は7階建て、約9万2,000平方メートルの大きさで書籍の形状にデザインされた建物になる予定です。

建物内には、教育・文化活動やイベントのスペース、展示室、500席規模の講堂、工芸品の展示や写本の保存修復を行なう博物館が配置されるとともに、利用者の座席は2,600席用意され、年間900万人の利用が想定されています。

参照：

https://www.thenational.ae/uae/education/one-and-a-half-million-book-library-to-be-built-in-dubai-1.222052

http://www.khaleejtimes.com/nation/general/dubai-to-build-dh1-billion-library

 

新たなるモール！？

先日、政府系のデベロッパー会社「エマール・プロパティーズ社」は、約19万平方メートル750店舗を超える規模の新しいモール「ドバイ・ヒルズ・モール」を2019年にオープンさせることを発表しました。このモールには、20個のスクリーンがある映画館やファミリー向けの施設、7,000台以上の駐車スペースが入る予定です。

現在ドバイでは、2020年の万博開催に向けて、政府の命運をかけたメガプロジェクトが続々と動き出しています。このように多くの商業施設が増えてくると、他の施設と差別化を図るために様々な商品やブランド発掘に力を注ぐことも予想されますね。

参照：http://gulfnews.com/business/sectors/retail/new-mall-coming-up-within-mbr-city-1.2077143?utm_source=facebook&utm_medium=post

http://whatson.ae/dubai/2017/08/dubai-hills-mall-to-open-in-2019/

 

 

ここがポイント

2020年に向けて新たな商業施設やホテルなどが次々完成すると共に、観光客の数も年々増えています。世界中から人やモノが集まる都市ドバイでは、世界的に高いレベルを誇る日本の最新技術や製品の参入の窓口も、これからますます大きくなるのではないでしょうか。

ぜひ貴社の商品や技術を輸出しませんか？ご質問やご相談、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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