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2016年8月08日

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日本の技術が救う?
UAEの水事情

砂漠と聞いてどんなシーンを思い浮かべますか?

「脱水状態でさまよっていて、遠くにオアシスを見つける、でもそこに行ってみるとオアシスはなく、それは蜃気楼だった・・・」

 

というように「水が少ない」というイメージから想像するシーンが多いのではないでしょうか。

 

しかし実は、ドバイの水の生産量はサウジアラビアに続き、世界第2位です。

 

大型造水プラントで世界初の多段式フラッシュ法という技術を使って脱塩処理を行い、海洋深層水を24時間淡水化しています。

 

街を見渡してみても、いたるところに噴水があり、広場の芝生には24時間稼働の全自動スプリンクラーが設置されています。

「水が少ない」というイメージとは、かけ離れていますね。

 

dubai-water-fountain

 

使用量も多く世界第3位。

Federal Water and Electricity Authorityの調査によると、UAEの住人は1日平均550リットルの水を使っていると推定されています。

国際平均は170~300リットルなので、2~3倍の水を使用していることになり、近年では水不足の問題も出てきています。

 

この問題の解決策として、雨を降らせるための山を作る計画や、クラウドシーディング(ヨウ化銀の粒子を雲に打ち込み、雲の中で雪の結晶が生成されるのを促進する手法)の実験への投資などを行っています。

 

dubai

 

ここがポイント!

中東の海洋淡水化プラントは、実は日本からも導入されています。

少ないエネルギーで多くの水が作れる省エネ構造と、環境を配慮した技術の高さが中東の水インフラ事業に参入できた理由と言われています。

 

image

 

ドバイには水不足の他にも食料の自給率の低さや、交通渋滞(事故)の多発、肥満による健康被害など、様々な社会問題を抱えています。

日本国内には各方面に優れた技術がありますので、製品やサービスだけでなく、技術の輸出も積極的に行っていくべきではないでしょうか。

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