今回はドバイに隣接し、UAEの政治・経済の主導権を握っているアブダビについてのお話しです。

 

アブダビとは？

　アブダビはUAE（アラブ首長国連邦）を構成する7つの首長国うちの1つです。

（他の6首長国はドバイ、シャルジャ、アジュマーン、ラス・アル・ハイマ、フジャイラ、ウンム・アル・カイワインです。）

 

　アブダビ首長国は面積・人口ともにUAEの中で一番です。（国土　6.7万㎢/8.3万㎢（UAEの全国土の約80%）、 人口265万人（2014年データ））

 

　また全UAE人（UAE国籍の人）のうち、約46%がアブダビに住んでいます。

　その国土に埋蔵されている潤沢な石油資源からもたらされる高い経済力も相まって（アブダビの全GDPの約50%を石油部門が占める）、UAEの政治経済を牽引している首長国であり、UAEの大統領もこのアブダビの首長が勤めています。

 

アブダビでのクルマ人気は高い？

　アブダビでは日本ではあまり見かけない、フェラーリやポルシェ、ランボルギーニやロールスロイスなどの、走る宝石と呼ばれるようなクルマをよく見かけます。

 

 

　またカスタム（改造）したクルマに乗ることが、アブダビの若者にとってステータスとなっているようです。

　そんな中、先日アブダビでカスタムカーの祭典、カスタムショーエミレーツが開催されました。

 

 

　今年は開催3日間を通じて約20,000人の来場がありました。

　カスタムカーの展示会場ではまるでアニメの世界から飛び出したような改造車が所狭しと並び、大きな盛り上がりを見せていました。

 

この展示会『カスタムショーエミレーツ』には、当社が出展サポートを行いました。

現地の駐在員が当日は通訳（英語、アラビア語、ペルシャ語）を行い、開催時に獲得した名刺にはフォローセールスですぐに訪問しました。

※現在、バイヤーとの調整を進めている案件もございます。

 

 

 

　またMUSSAFAHと呼ばれる工業地区には無数のクルマ関係のお店やカスタムカー専門店が軒を連ねており、需要の高さが感じられます。

 

ここがポイント！

　アブダビに行かれる際は、グランドモスクなどの豪奢な建造物を観光するのも一興ですが、路上を走っているクルマに注目してみると、ガイドブックには載っていないアブダビの違った一面が見えるかもしれません。

実際に現地で走っている車を見た感想としては、「日本よりもカスタムしている車の割合が多い」という事です。
また、路上では走っている日本車を多く目にするため、日本製のカスタムパーツはここUAEで流行るのではと思います。

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